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イベント警備とは?対応業務の内容や警備会社の選び方も解説

ベント警備とは?対応業務の内容や警備会社の選び方も解説

企業では、自社でイベントを開催することがあります。多くの来場者が見込まれるイベント会場では事故が起きやすいため、安全を守るために警備員の配置は必須です。

とはいえ「イベント警備の依頼を検討しているけれど、どのようなことに対応してもらえるのか気になる」「どの警備会社に依頼をすればいいかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、イベント警備の対応業務やイベント警備を依頼する際の選び方を解説します。

イベント警備とは?

イベント警備とは?

イベント警備は「雑踏警備」とも呼ばれます。

雑踏警備は「警備員等の検定等に関する規則」の第1条第3号で、以下のように定められています。

法第二条第一項第二号に規定する警備業務のうち、人の雑踏する場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務(雑踏の整理に係るものに限る。以下「雑踏警備業務」という。)
引用:e-Gov法令検索「警備員等の検定等に関する規則」

つまり雑踏警備の目的は、お祭りやスポーツイベントなどの多くの人が集まる場所で、事故発生の警戒・防止を行なうことにあります。

イベント警備の必要性

イベント会場には多くの人が集まるため、事故が発生しやすくなります。

例えば、日本では2001年7月に、兵庫県明石市の明石市民夏まつりにおける花火大会で歩道橋での雑踏事故が発生しています。歩道橋上の混雑により「群衆なだれ」が起き、胸部圧迫での窒息などにより11名が死亡、その他247名が重軽傷を負うという悲惨なものでした。

この事件が発生した原因は、警備体制が整っていなかったことにあるとされています。この事故をきっかけに国家公安委員会規則と警備業法が改正され、警備業務検定に雑踏警備が追加されました。

この事例からもわかるとおり、大勢の人が集まるイベントの警備は重要だといえます。イベント開催時には安全なイベント運営を行なえるよう、警備会社に依頼するなどして警備員を配置する必要があります。

イベント警備における現場での具体的な業務内容

イベントの警備とはどのような内容なのか、具体的な業務内容を解説します。

会場周辺の誘導・案内

イベントの規模が大きくなればなるほど、会場の周辺も混雑します。そのため、イベント会場周辺で車両や歩行者の事故が起こらないよう、交通誘導をする必要があります。

来場者の誘導・案内

イベント会場の入口付近は、大勢の人が移動するため特に混雑します。このように混雑するエリアではトラブルが発生しやすくなるため、入り口での入場制限を行なったり移動先を明確に示したりすることによって、トラブルを回避する必要があります。

不測の事態への対応

イベント会場では、想定外の事故が起こったり体調不良を訴えたりする人が出ることがあります。事故発生時には来場者が慌ててパニックになり、二次災害につながることも考えられるでしょう。

そのような事態を防ぐために、来場者の誘導や整理、体調不良者の救護などをするのも雑踏警備の業務に含まれます。

イベント警備はどのような警備会社に依頼すれば良い?

イベント警備は、多くの人を適切かつ安全に誘導したり、一つの場所で長時間警戒業務を行なったりするなど、冷静な判断と持続的な集中力が必要な仕事です。

不測の事態が起こった際には、冷静に判断・対応して大きなトラブルにつながらないようにする必要があるため、責任も重大です。

このようなことからイベント警備の依頼は、イベント警備の実績が豊富な警備会社に依頼するのがおすすめだといえます。

イベント警備を行なう際の準備

イベント警備を行なう際の準備

イベント会場では事故が起こりやすく、安全にイベントを開催するには入念な準備が必要です。ここでは、イベント警備を行なうにあたり、やらなければならないことを解説します。

警備計画の策定

イベント警備では、綿密な警備計画の策定が必要です。警備会社と依頼者との間で警備内容を確認するために、警備計画書を作成します。

状況によっては、そのエリアを管轄する警察の指導に従って作成することが求められます。また、大規模なイベントの場合は、警察官も一緒に配置されることがあります。

現地調査

イベント警備では、道路の広さや来場者の動線などイベント会場周辺の状況を把握するために、あらかじめ現地調査を行なうこともあります。

警備内容に影響のある重要個所の洗い出しを行ない、イベント当日のトラブル発生の抑止を目指します。

イベント警備は実績豊富な「SPD株式会社」にご相談ください

イベント警備を依頼したいとお考えの企業担当の方は、ぜひSPD株式会社にお任せください。

SPD株式会社は、イベントの性格に応じて来場者数や周辺への影響などの洗い出しを行ない、適切な警備計画の立案が可能です。雑踏整理や車両の安全誘導などによって歩行者を保護し、イベント来場者が安心して楽しめる開催のお手伝いをします。

これまでに多くの警備実績があるため、安心してイベント警備を任せていただけるでしょう。

SPD株式会社のイベント・交通誘導事業の実績はこちら

自社でイベントを開催する際の警備を依頼したい、イベント警備について具体的な予算や計画の相談をしたいという企業担当の方は、お気軽にご連絡ください。

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まとめ

イベント警備は「雑踏警備」ともいい、多くの人が集まる場所での事故の発生を警戒・防止する重要な仕事です。過去には警備体制が整っていなかったことで雑踏事故が発生したこともあり、イベント開催時には警備が欠かせません。

イベント警備では、会場内だけでなく周辺の道路、場合によっては各種交通機関などとも連携を取って行なう必要があります。そのため、イベントを実施する際は、豊富な実績がある警備会社に依頼するのがおすすめです。

SPD株式会社では、これまでの実績をもとに、イベントの性格に応じて適切な警備計画を策定できます。イベントの警備を依頼したいとお考えの方は、ぜひ一度SPD株式会社にご相談ください。

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