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工場における警備員の業務内容や勤務形態とは?おすすめの警備会社も紹介

工場における警備員の業務内容や勤務形態とは?おすすめの警備会社も紹介

警備員が働く場所といえば、工事現場や商業施設などを思い浮かべる人が多いかもしれません。ですが、警備員の勤務地の種類は多く、一つには工場も挙げられます。工場警備員は、工場内外の安全を守るために多岐にわたる業務を担っています。

この記事では、工場における警備員の業務内容や勤務形態を中心に解説するとともに、おすすめの警備会社もご紹介します。

工場の警備は「施設警備」に該当する

警備員の業務は、警備業法に基づき「1号業務」から「4号業務」に分類されています。

動画でご紹介!工場における警備員の業務内容や勤務形態とは?

※記事の要点を凝縮して4-5分程度でご覧頂けます

工場での警備は、このなかの「1号業務」にあたる「施設警備」に該当します。警備業務の分類や概要は以下のとおりです。

分類警備業務概要
1号業務・施設警備業務
・巡回警備業務
・保安警備業務
・空港保安警備業務
・機械警備業務
工場やオフィスビル、マンションなどで、常駐警備・巡回警備等を行ない、不法侵入や事故、火災などの防止、早期発見・対応を行なう。
2号業務・交通誘導警備業務
・雑踏警備業務
スポーツイベントやお祭り、道路工事などの現場で、車両や通行人による事故・トラブル等を防止するため、交通誘導・雑踏整理を行なう。
3号業務・貴重品運搬警備業務
・核燃料物質等危険物運搬警備業務
現金や貴金属などの貴重品、あるいは核燃料物質等を目的地まで安全に輸送するため、警備を行なう。
4号業務・身辺警備業務警備対象者の身体の安全を守るため、危害の発生の警戒・防止を行なう。

※SPD株式会社では建築・土木等に関連する2号業務、および3号業務、4号業務は取り扱っておりません

※機械警備業務は外部の専門企業に委託する場合があります。

施設警備では、工場やオフィスビル・商業施設など、人が集まる場所で従業員・来訪者の出入管理や施設の巡回をします。

施設警備の詳しい業務内容などは、以下の記事で解説しています。

施設警備とは?仕事内容や年収、将来性などもまとめて解説

工場における警備の業務内容

工場における警備の業務内容

警備の勤務地の一つである工場では、どのような業務を行なうのでしょうか。工場における業務内容を解説します。

出入管理

工場の出入口では従業員や来館者など、入館者のチェックをして不審者の入館を防ぐ業務を行ないます。

なお、すべての入館者をチェックするわけではなく、あくまで門番として詰め所に待機するケースもあります。

また、工場を施錠する場合には、建物内に人が残っていないかなどのチェックをすることもあります。

警備員の出入管理業務については以下の記事で解説しています。

施設警備員の出入管理とは?詳しい業務内容や向いている人を解説

車両の誘導

工場では、トラックなどが頻繁に行き来することも多いです。

搬入トラックを正しい場所へ誘導したり、車両と歩行者の事故が発生しないように安全を確保したりすることも工場警備の業務内容の一つです。

建物内部や周辺の巡回

工場警備では、工場の内部や周辺を巡回することで、不審者を不審物がないかを確認します。

この巡回業務には、火災や施設内設備の故障などのトラブルを早期発見・防止し、被害を最小限に留める目的もあります。

また、不審者ではないものの、誤って工場敷地内に侵入してしまった人や、建物内に取り残されてしまった人の対処も担います。

巡回業務の内容については、以下の記事で解説しています。

施設警備の巡回業務とは?巡回要領の覚え方や企業担当者向けの情報まで解説

緊急対応

地震などの自然災害や事故などの発生時には、緊急対応も行ないます。

緊急対応では、速やかに情報を収集し、必要に応じて関係機関へ通報します。同時に工場関係者へも情報伝達をし、被害を最小限に抑えるよう努めます。

併せて、怪我人・急病人の対処や、避難誘導なども業務内容の一つです。

その他

そのほかにも、工場警備では以下のような業務が発生します。

  • モニターの監視
  • ドアや窓の施錠確認
  • 消灯
  • 報告書の作成・引き継ぎ

このように工場警備の業務内容は多種多様であり、安全のために重要な業務であることが多いです。そのため、高いプロ意識と持続的な集中力が必要な業務といえるでしょう。

工場の警備員の勤務形態や雇用形態

工場の警備員の勤務形態は、警備会社や勤務地、勤務体制などによってさまざまです。

夜勤や休日出勤、長時間勤務となることは珍しくないため、長時間の拘束が苦にならないという人でないと難しいかもしれません。

例えば、24時間勤務で途中仮眠時間を確保し、翌日休みというケースもあります。一方で、「平日16時まで」などのケースもあるため、自分にはどのような勤務形態が合っているのかを確認する必要があります。

また、工場警備員の雇用形態には、正社員や契約社員、アルバイト・パートなどさまざまな選択肢があります。例えば、契約社員やアルバイト・パートの場合、40代~60代のミドル層・シニア層の方も多く活躍しています。

求人によっては、副業・Wワークが認められているほか、未経験者や初心者の方を歓迎しているというケースも少なくありません。自身のライフスタイルに合った働き方を選ぶことで、仕事とプライベートを充実させられます。

施設警備員の工場以外の勤務地は?

施設警備員の工場以外の勤務地は?

これまで工場警備業務について解説してきました。工場以外にも、施設警備員の勤務地は多くあります。おもな勤務地には以下のような場所があります。

勤務地おもな業務内容
オフィスビル1つまたは複数の企業が入っているビルでの出入管理業務や立哨・巡回業務など
マンションセキュリティ対策をしている規模の大きいマンションでの出入管理業務や監視センター業務など
ショッピングセンター商業施設内の巡回、駐車場管理、不審者・不審物対応など
観光施設旅館やホテル、テーマパークなどの宿泊施設・娯楽施設での巡回業務など
公共施設図書館や市役所、博物館などでの立哨・巡回業務など
教育施設大学や専門学校などでの出入管理業務や巡回業務など
総合病院・老人ホーム施設内の巡回・監視業務、不審者・不審物の対応など
空港空港での不審者や危険物の早期発見、犯罪行為の防止など

病院や空港の警備に興味のある方は、以下の記事もぜひご覧ください。

病院の施設警備員の仕事内容とは?求められるスキルや魅力も紹介

空港警備とは?仕事内容ややりがい、役立つ資格など幅広く解説

工場の警備員として働く・警備会社を導入するなら「SPD株式会社」

警備会社の「SPD株式会社」では、工場への常駐警備を提供しています。

SPD株式会社では、所属したあとに新任研修にてサービスのあり方や勤務に必要な知識・技能を習得していただきます。

仕事を始める際には、「なぜこのような知識や技能が必要なのか」を考えながら行なう実地研修も実施。実際に働き始めてからも定期的な研修を行なうため、未経験の方でも活躍が可能です。

スキルアップのための各種資格取得支援や、ワーク・ライフ・バランスを実現するための環境作りにも力を入れているため、パート・アルバイトからスタートしてキャリアアップも目指せます。

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工場警備員や施設警備員として働きたい方は、ぜひSPD株式会社にご連絡ください。

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また、警備会社を探している企業担当者の方にもSPD株式会社がおすすめです。

SPD株式会社には、施設警備の資格を持つ警備員が多数在籍している上、50年以上の経験からお客様のニーズに合わせて最適なプランを提供可能です。

施設警備業務、工場警備業務などを依頼したい方は、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

工場での警備業務は、「1号業務」である施設警備に分類されます。工場警備では、施設の出入管理・巡回・緊急対応などを行ない、安全に働ける環境を守っています。

施設警備では、工場以外にもオフィスビルやマンション、ショッピングセンターや観光施設などの勤務地があり、勤務時間や勤務形態はさまざまです。

SPD株式会社では、工場への常駐警備を提供しています。工場警備などの施設警備員として働きたい方、施設警備員を雇用したい方からのご連絡をお待ちしております。

警備・防犯・セキュリティのSPD株式会社