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施設警備員の出入管理とは?詳しい業務内容や向いている人を解説

オフィスビルや商業施設の出入口に、警備員が立っているのを見かけることがあるでしょう。彼らは施設警備員と呼ばれ、このように出入管理などを行なうことで、施設内の安全を守る重要な役割を担っています。

これから警備員になりたいと考えている方は、この出入管理業務について、詳しく知りたい方もいるでしょう。

この記事では、施設警備における出入管理業務の内容や、その他の施設警備員の仕事、施設警備員に向いている人の特徴などを解説します。

施設警備員の出入管理とは?

はじめに、施設警備員の出入管理業務とは何なのかを解説します。

そもそも施設警備員は、オフィスビルやマンション、商業施設などで事故の発生防止や早期発見に努め、事故対応を行ないます。

出入管理とは、施設の出入口で入館者一人ひとりをチェックする受付業務のことです。例えば、オフィスビルで出入管理に務める場合には、入館者に対して、入館証または社員証などの身分証明書の提示を求めます。

施設警備員の出入管理業務は大きく3つに分かれる

ここからは、具体的に施設警備員が実施する出入管理において、3つの業務内容について詳しく解説します。

人を管理する

施設内への不審者の入館を未然に防ぐ業務です。具体的な管理・確認方法には、以下が挙げられます。

身分証明書の提示を求め、顔写真や有効期限、発行日などをチェックする

身分証明書があれば、身元がはっきりして安全だと思われるかもしれません。しかし、偽造や有効期限切れの可能性も考慮して、念入りに確認する必要があります。

社員証やバッジなどを確認し、形や色、番号で所属部署をチェックする

出入する人数が多い場所では、社員証やバッジなどを確認することによって、スムーズな出入管理が行なえます。

これらを確認して問題がなければ、対象者に対して来訪者パスを発行します。入館して問題がない人かどうかを確認できなければ、監視するために同行したり、そもそも入館自体を断ったりします。

物を管理する

出入管理では、人間だけでなく物の管理も行ないます。これにより、外部からの危険物の持ち込み、および施設内の荷物や商品などの不法な持ち出しを防止します。

方法としては、所持品の検査や、物品搬出許可証などの証明書の確認などを行なうのが一般的です。施設によっては、X線透過装置などを用いて、より厳重な警備を行ないます。

車両を管理する

施設への出入りに車両が使われる場合には、車両の管理も必要です。

車両を管理するために出入口で車両を停め、運転者と荷物の確認を行ないます。不審な車両が施設内に入ることを防ぐために危険物の有無などを確認し、問題がなければ来訪者パスを発行します。

車両の搬入出が多い施設では、車両用のセキュリティゲートが設置されていることがあります。

出入管理以外の施設警備員の仕事とは?

出入管理業務以外にも、施設警備員は以下のような仕事に携わります。

巡回業務

巡回しながら、施設内の異常や不審者・不審物などがないかを確認し、発見した場合には対処します。

立哨業務

不審者の侵入を防ぐために、施設の入口に立って警戒・監視を行ないます。警備員の存在を見せることで、犯罪を抑止する効果もあります。

防犯カメラを用いた監視業務

防災センターで、不審者や不審物の有無をモニターで監視する業務です。異常があった場合には、すぐに現場へ急行し対処する必要があります。

施設警備員に向いている人の特徴

施設警備員の出入管理業務や、その他の業務内容について説明しました。ここでは、施設警備に向いている人の特徴を解説します。

コミュニケーション能力がある人

警備員というと、人とあまり関わらないイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし出入管理業務では、施設に出入りする従業員や関係者と日々接するため、一定のコミュニケーション能力が必須となります。

明るい人柄で、気持ちの良い挨拶ができる人は、出入管理業務に向いているといえるでしょう。

仕事に対する責任感が強い人

施設と施設利用者の安全を守るために、施設警備員は重要な役割を担っています。そのため、職務をまっとうするには、仕事に対する責任感がなければなりません。

不審者が施設に入館することがないよう、しっかりと入館者や身分証明書の確認などをすることが大切です。したがって、与えられた業務の責任を理解し、しっかりとやり遂げられる人が向いています。

一定の体力を持っている人

巡回業務や立哨業務をはじめ、施設警備員には立ち仕事が多い傾向にあります。24時間の警備が必要な施設など、勤務先によっては夜勤もあるため、一定の体力は必要です。

「施設警備員になりたい」「施設警備を依頼したい」ならSPD株式会社へ

施設警備員の業務内容を知り、施設警備員として働きたいと考えた方もいるかもしれません。また、自社ビルや商業施設などに施設警備を依頼したい、企業担当の方もいるでしょう。

最後に、施設警備員として働きたい方、施設警備を依頼したい方へSPD株式会社の特徴を紹介します。

施設警備員として働きたい方へ

SPD株式会社では、オフィスビルや商業施設における常駐警備を提供しています。

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また、交通費支給や資格取得支援制度など福利厚生も充実。未経験からでも就業でき、資格を取ることによってステップアップが可能です。

SPD株式会社で実際に働いているスタッフのインタビュー記事で、仕事のやりがいや社風などを感じていただけます。

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施設警備を依頼したい企業担当の方へ

1971年の創立以来、SPD株式会社は数多くの施設警備業務で、安心安全を守ってきました。

施設警備の資格を取得した警備員も多く在籍しており、プロフェッショナルによる24時間365日の対応が可能です。

常駐警備では、施設等で最初に会うのが施設警備員であり、施設の印象を左右することを十分に理解し、お客様へホスピタリティのある対応を心がけています。

50年以上の実績と経験から、お客様の警備ニーズに合わせた最適なプランを提案可能です。施設警備を依頼したいとお考えなら、ぜひ一度SPD株式会社にお問い合わせください。

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まとめ

施設警備は、オフィスビルやマンション、商業施設などの安心・安全を守る重要な役割を担っています。

そのなかでも、出入管理は施設を利用する人が安心して過ごせるよう、不審者・不審物の侵入を防止し、施設内から不法な持ち出しがないかをチェックする大切な業務です。

施設の出入口で荷物検査をするなど、コミュニケーション能力が活かせる仕事でもあります。

施設警備員として働いてみたい方、施設警備を依頼したい企業担当の方は、お気軽にSPD株式会社にご連絡ください。

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