常駐警備とは?業務内容と警備会社へ業務を委託するポイント…

近年、警備業界では人手不足の状態にあるといわれています。
警備員として働くことを検討している場合、実際の状況はどうなのか、なぜ人手不足の状態あるのかを知りたい方もいるでしょう。
この記事では、警備員不足の実情を解説したうえで、人手不足の理由や警備員として働くメリットなどを紹介します。
目次
まず、警備業界は本当に人手不足なのかを見てみましょう。
厚生労働省が公表している「一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)」によると、警備業も含めた「保安の職業」の有効求人倍率(パート含む)(※)は、6.58倍です。
(※)有効求人倍率=求職者数に対する求人数の割合
ほかの職業も含めた全体の有効求人倍率(パート含む)が1.22倍であることを考えると、「保安の職業」の有効求人倍率はかなり高くなっています。求職者よりも求人数がはるかに多いことから、人手が不足していると考えられるでしょう。
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年3月及び令和4年度分)について」ページ内の参考統計表より

警備業界は、なぜこれほど人手不足に陥っているのでしょうか。その理由を詳しく解説します。
警視庁の「令和4年における警備業の概況」によると、警備業者の数は2018年末時点で9,714業者でしたが、2022年末時点では1万524業者にまで増加しています。
警備員が仕事する現場は、オフィスビルやマンション、商業施設、駐車場、イベント会場、空港など多岐にわたり、安心安全のために警備員を必要とする場面も増えています。
このように、さまざまな現場で警備員の需要が高まっていることが理由に挙げられます。
警備員の求人では、「無資格・未経験でもOK」という文言を見かけることがあります。しかし、警備員として採用されてもすぐに業務をスタートできるわけではなく、正社員・アルバイトなどの雇用形態を問わず、事前に新任教育として研修を受けなければなりません。
新任教育では、基本教育+業務別教育で合計20時間以上の研修を通じて、警備員に必要な知識・スキルを身に付けることができます。
研修期間中も給料は発生するものの、このような研修をハードルに感じて、なかなか警備業界に飛び込めない方もいる可能性があります。
警備員は立ち仕事が多く、一定の体力が求められます。そのため、体力に自信がない方は、自分には無理だと諦めてしまうこともあるでしょう。
また、夜勤があったり、拘束時間が長い場合もあったりします。このような勤務形態に不安を感じる方もいるようです。
ただし、勤務先によってはシフト制で自身の希望を申請できるため、仕事とプライベートを両立しながら働くこともできます。

「警備員に興味があるけれど、一歩を踏み出せない」という方のために、ここからは警備員として働くメリットを3つ紹介します。
「警備員が人手不足な理由とは」の章でも解説したとおり、警備業者は増加傾向にあります。それにともない、警備員の数も数年前と比較すると増加しています。
先述した警視庁の資料によると、警備員数は2018年末時点では55万4,517人、2022年末時点では58万2,114人となっており、約3万人増加している状況です。
警備業には安定した需要があり、新たに警備員を必要とする現場も増えていることから、将来性のある職業だといえるでしょう。
ドローンや高機能な監視カメラなどの最新テクノロジーの導入が進めば、効率良く働けることが期待できます。
仕事をするにあたり、健康保険や厚生年金保険などの「法定福利厚生」が充実した会社で働きたいと考える人は多いでしょう。
また警備会社のなかには、独自に「法定外福利厚生」を設けていることもあります。具体例を挙げると、夏季休暇、資格取得の支援制度、出産祝い金、住宅手当などです。
警備員の専門資格を取得すれば、資格手当が支給され、給与がアップする可能性もあります。
警備員の仕事は、業務内容、勤務時間・日数、雇用形態などに豊富な選択肢があり、自身に適した働き方を探しやすいこともメリットといえるでしょう。
本業として平日中心に勤務したり、副業として土日祝日をメインに勤務したりといった働き方も可能です。会社によっては、まずはアルバイトから始めて正社員へキャリアアップするケースもあります。
1971年創立のSPD株式会社では、オフィスビルやマンション、商業施設、宿泊施設などでの常駐警備と、イベント・交通誘導に関する警備サービスを提供しています。
「世界一受けたい警備授業」研修を目指して警備員の教育を行なっているため、無資格・未経験の方も、警備員として働くうえで必要な知識・技能をしっかり学ぶことが可能です。
資格取得支援や出産・育児支援なども行なっており、福利厚生も充実。パート・アルバイトとして仕事を始め、正社員へのステップアップも可能です。
これから警備員として働きたいという方は、ぜひSPD株式会社で一緒に働いてみませんか。
近年、警備需要が増加しており、警備会社や警備員は増えています。しかし、働く環境への不安や新任教育の研修があることから、警備員は人手不足な状況が続いています。
警備員は将来性が見込める仕事であり、充実した福利厚生を提供している警備会社もあります。
警備員として働いてみたいという方は、責任感とホスピタリティに溢れた仲間と一緒に、SPD株式会社で働いてみませんか。皆様からのご応募をお待ちしております。
この記事をシェアする
常駐警備とは?業務内容と警備会社へ業務を委託するポイント…
イベント会場等の警備員に必須の雑踏警備2級とは?企業様向…
交通誘導警備の配置基準とは?交通誘導警備員の配置を警備会…
警備会社に警備を依頼する方法は?依頼までの流れやポイント…
警備を依頼したい!業務の種類や料金相場・警備会社を選ぶポ…
警備会社に駐車場管理を依頼する目的とは?依頼先の選び方を…
ガードマンに依頼できる警備業務とは?料金相場や警備会社を…
警備業務検定の合格証明書の申請方法と必要書類を紹介
交通誘導1級と2級の違いとは?取得のメリット・試験内容・…
工場における警備員の業務内容や勤務形態とは?おすすめの警…
警備会社の料金相場は?料金の変動要因や警備会社の選び方も…
交通誘導2級とは?未経験から資格を取得する方法も解説しま…