警備員の仕事内容を解説!やりがい・メリットや警備員になる…
オフィスビルやマンションを運営するうえで、巡回警備は重要な防犯施策の一つです。施設内を警備員が巡回するメリットは複数あります。
この記事では、巡回警備の目的・種類を解説するとともに、依頼するメリットや警備会社選びの注意点を紹介します。
目次
はじめに商業施設などで巡回警備をする目的や、常駐警備との違いを解説します。
巡回警備とは、オフィスビルや商業施設、マンションなどの屋内外を徒歩で周り、問題がないか目視で確認しながら警戒にあたる警備業務のことです。
巡回警備の目的は大きく次の3つに分けられます。
不審物が置いてあったり、不審者や不審車両が侵入したりしていないかを確認します。またドアや窓などに侵入した痕跡がないかなどもチェックします。
火の気がないかを確認するのはもちろんのこと、もし火災が起きたときに被害を最小限にとどめられるよう、消火機器や防火扉に異常がないかもチェックします。
施設内の設備に破損や落書きなどの異常がないかを確認し、対象施設の維持管理を行ないます。
また警備業務は警備業法により1号業務~4号業務まで分けられており、巡回警備業務は1号業務に区分されています。施設内に警備員が常駐して警備を行なう「常駐警備」も同じく1号業務です。
巡回警備には代表的な種類が2つあります。
あらかじめ規定されている経路や時間に巡回を行なう方法です。決められた時間に巡回を行なうことで、異常を発見しやすくなるというメリットがあります。ただし、施設内に侵入しようとしている者などに巡回時間を把握されてしまうというデメリットもあります。
定時巡回以外の時間に、随時巡回する方法です。
実際の現場では、定時巡回を基本としつつ臨時巡回も適度に組み込むことで、防犯効果をより高められます。
その他の巡回警備の種類としては、指定された経路に従って行なう「定線巡回」や、警備員の判断によってその都度自由に経路を決める「乱線巡回」などがあります。
巡回警備の目的や種類が理解いただけたと思います。ここでは自社が運営する施設で、巡回警備員を配置するメリットを3つ紹介します。
施設において、巡回警備員を配置することで防犯効果を得られるのは大きなメリットでしょう。巡回警備員が見回ることで「見せる警備」ができ、不審者による侵入や器物破損、放火などの犯罪の抑止が見込めます。
そして万が一不審者や不審物を発見した際にも、早期に対処することで、被害を最小限にできる可能性が高まります。
巡回警備員は施設に常駐せず、定期または臨時で巡回業務を行なうため、人的コストを抑えられることがあります。
たとえば、常駐警備員による警備が不要な施設の場合、赤外線センサーなどの機械警備と併用したうえで、警備員による巡回警備を実施すれば、人的コストの削減も可能です。
※機械警備業務は外部の専門企業に委託する場合があります。
警備員による巡回警備を実施すれば、犯罪の発生を抑止・防止する効果があり、オフィスビルや商業施設の利用者、あるいはマンションの住人の安全を守ることにもつながります。
仮に災害などが発生した場合にも、警備員が迅速に対応することが可能。避難経路の誘導や怪我人の搬送などは、日ごろから訓練を受けている警備員だからこそできることです。
巡回警備を実施すれば、施設の安全を守りやすくなります。ここでは、運営する施設の巡回警備を依頼するうえで、警備会社を選ぶポイントを解説します。
警備を依頼する際に最も重要なことは、信頼できる会社を選ぶことです。それが施設の利用者の安全を守ることにつながるからです。
警備会社を選ぶ際には、過去の警備実績をチェックしてみてください。多くの実績を持っている会社はそれだけ経験値も豊富で、万が一トラブルが発生した際にも適切な対応をしてくれます。
また会社の経営体制が安定しているかも確認したいポイント。安定的な経営をしており資本力のある警備会社であれば、警備員ひとりひとりに対する教育も行き届いていると考えられるからです。
オフィスビルやマンションにおいて、トラブルはいつ発生するか予測できません。ですから、24時間365日体制で対応してくれる警備会社を選ぶ方が安心できます。
出入管理業務や施設の施錠業務が発生する施設では、巡回警備だけでなく、時間帯によって常駐警備員も配置するなど、自社の希望に合わせたプランを提案してくれる可能性もあります。
同じ警備員でも警備会社によって質はさまざまです。巡回警備では、ただ巡回するだけでなく柔軟な対応をしなければならないこともあります。
たとえば、商業施設の巡回警備では、利用者の道案内や迷子への対応などが必要になることもあるでしょう。そんなとき、警備員の対応が不愛想であったり誠実でなかったりすれば、クレームに繋がる恐れもあります。
こういった接客業に似た側面を持つ巡回警備には、高いコミュニケーションスキルも求められるのです。
そのため、研修制度の確立・必要資格の取得といった教育制度に加えて、コミュニケーション能力のある警備員をそろえた警備会社であるかも重視したほうが良いでしょう。
最後に、自社で運営する施設で巡回警備員を雇用したいと考えている企業担当者の方に、SPD株式会社を紹介します。
SPD株式会社は埼玉県さいたま市に本社を置く警備会社です。1971年の創立以来、50年以上にわたってさまざまな警備業務を実施し、豊富な実績と経験があります。従業員数は2,309名(2022年3月末時点)で、教育にも力を入れています。
オフィスビル、商業施設、宿泊施設、医療施設、教育施設など施設に合わせた巡回警備が可能です。
お客様施設の安心や安全を守るのは当然のことながら、警備員は施設の顔という認識を持ち、ホスピタリティのある警備を行なっています。
施設によって最適な警備ニーズを分析・調査したうえで、お客様に最善のプランを提案いたします。施設の警備を依頼したいとお考えなら、ぜひSPD株式会社にお問い合わせください。
巡回警備は施設での防犯効果を高め、常駐警備よりもコストを抑えられるというメリットがあります。
巡回警備を依頼する警備会社を選ぶ際には、24時間365日体制であること、警備員の質が良いこと、そして何より実績があり信頼できる会社かどうかを確認しましょう。
SPD株式会社では、施設の安心安全を守りホスピタリティのある警備を実施しています。「巡回警備が良いか、常駐警備が良いかわからない」と悩んでいる企業担当者の方からのご連絡もお待ちしております。
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