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スタッフ紹介

五来 浩二郎メイン写真

さいたま支社

五来 浩二郎

SPD警備歴、25年。
ひとつとして同じ現場はない。

私の警備キャリアは、学生時代にアルバイトでSPDに出会ったことから始まります。社員のみなさんも隊員のみなさんもとてもフレンドリーで厳しい中にもあたたかみがあり、いい意味で肩に力を入れすぎずに仕事ができるとてもあたたかい社風。以来、警備業界に従事して25年になります。
現在はスタッフが急にやめたり、新人がなかなか育たない現場に駆けつける応援業務を担い、大規模な製品製造工場と、自動車部品の製造工場、それに商業施設の3件を担当しています。大規模工場はSPDとは40年来の付き合いをさせていただいており、私も10年ほど前に隊員として勤務したこともある現場。敷地も大きいですし、なかなかその従業員の方もたくさんいるので気が抜けません。また、商業施設の方は駅前にある百貨店なので始終さまざまなお客様が往来する施設。不審な人物や危険物が持ち込まれないか、工場とは異なるさまざまな注意点があります。

五来 浩二郎その他写真1

これまでにも警備キャリア25年を通して携わった現場は、ホテル2ヶ所、工場2ヶ所、マンション3ヶ所、物流施設2ヶ所、オフィスビル2ヶ所。施設警備だけでもこれだけ種類がありますが、ひとつとして同じ現場はありません。一口に「巡回」と言っても、警備のポイントはすべての現場で異なるのです。
緊急時にも慌てることなく対応できるよう、それぞれの現場の警備ポイントをまとめた自分なりの警備マニュアルを作成して臨んでいます。

五来 浩二郎その他写真2

現場で得た知識と情報を、
次の現場とSPD人材の育成に活かす。

五来 浩二郎その他写真3

これまでに担当した数十か所の現場を経てそれぞれの現場で作成していた自分なりのマニュアルも、かなりのボリュームになってきました。参考になるマニュアルがある場合はそれを取り入れながら、日々改良を重ねています。行った先の現場にマニュアルがあるとは限りませんし、自分でマニュアルを作成している火災報知器や設備機器についても勉強できる。こうしたマニュアルは自身のために作成していたつもりだったのですが、仲間の隊員のためにもなるのだと実感したできごとがありました。
それは、ターミナル駅にオープンする大規模商業施設の立ち上げの現場でのことです。私はこの現場では、警備隊員の指導をする「トレーナー」というポジションを担っていました。警備業自体が初めての経験という新人が配置され、マンツーマンで一から教えることに。たいていの現場だと警備室に動きを想定した指示が書いてある紙が貼ってあったりしますが、ある現場でさらに実践的なマニュアルを目にしていたので、それを取り入れたオリジナルのマニュアルを作成して指導しました。受付の仕方の細かな注意点から、火災報知器が鳴った際に音響停止を押すための動作、問い合わせ電話が同時に2箇所からかかってきた際の対応法など。想定外だとパニックになりますが、具体的にイメージして実戦的に練習しているかどうかで、実際の行動が全く異なってきます。こうした指導の工夫にトライしてみた結果、新人隊員の飲み込みが早く、スムーズに業務遂行している様子が見られました。

警備業界全体のファンを増やしたい。
わくわくな未来への原動力。

自身で作成したマニュアルを用いた指導法にトライしてみたことで、もう1つわかったことがあります。隊員がレベルアップするだけでなく、他の隊員たちととけこみ現場にうまく馴染むことにもつながったのです。隊員をあたたかく迎え入れることは、これまでに感じてきたSPDの社風であり、自分がそれを実践できたという実感があったことも大きなモチベーションとなりました。警備業界のスタッフは年齢や経歴など十人十色なバックグラウンドをもつことが多く、指導の仕方が難しい現状があります。しかし、そんな隊員たちがチカラを合わせ、イキイキと警備に勤しむ姿を見るのは、私のなによりのやりがいです。各現場に行って隊員たちの話を聞いたり、その現場がどういう問題を抱えているかを一緒に考えて解決していきたい。そのために、自分には自分のできることがある。SPDのあたたかみあるDNAを引き継いでいきたいという思いから、現在「指導教育責任者」の資格取得に向けて勉強中です。
私たちの使命は、安心・安全を守り、わくわくする暮らしを実現すること。一般のお客さまからの笑顔と「ありがとう」の言葉をいただく機会は、警備業一筋に道を歩んできた私にとって、かけがえのない宝ものです。このよろこびを、SPDの隊員たちと分かち合いたい。SPD警備隊員のファンを増やしたい、さらには、警備業界全体のファンを増やしたい。わくわくの未来に向けて、取り組む毎日です。

一日の仕事

五来 浩二郎全身写真
  • 01
    6:30 出勤

    出勤は直接現場に向かい、警備服に着替えたら朝礼を行います。朝礼はシフト交代するメンバーと情報を共有する大事な時間。入館証の返却忘れや人の流れなど、細かな内容も報告します。

  • 02
    8:30 受付業務

    人の出入りが多い朝の受付業務は、安全確認にも特に注意が必要です。不審者や要注意人物が入ってこないか目を配ることはもちろん、受付として失礼のない言葉遣いなどにも気をつけながら業務を行っています。

  • 03
    15:30 施設内の巡回

    違和感のある光景であればすぐ気づくよう、平時の施設内がどのような状態にあるかを頭に入れておくことが大切です。施設内に変化がないかどうか、注意深く確認していきます。

  • 04
    7:00 退勤

    24時間稼働している施設は、24時間しっかり守る。警備業は24時間勤務のシフトが多い仕事です。体調管理がなによりも大切なので、日頃から休みの日に走り込みをするなどして身体を鍛えています。